小児矯正(ネオキャップ・ビムラー矯正)
きれいな歯並びは「見た目」だけでなく、全身の「健康」へとつながります。
当院では、症状やニーズに合わせた様々な矯正治療の方法をお選び頂けます。お子様の成長に合わせた矯正方法をご提案いたします。
(ネオキャップ・システム、マイオブレース・システム、床矯正、マウスピース矯正、ブラケット矯正など)
特に、ふくおか歯科では、ビムラー矯正が多くの患者様から選ばれております。
ビムラー矯正とは?
ふくおか歯科では小児歯列矯正において、ビムラー矯正という方法を行っています。
ビムラー矯正とは、機能矯正という方法の装置であり、取り出しのできる特殊な装置で、子供の成長にあわせて就寝時と昼間2~3時間の使用により、上下の歯を一緒に治し、自然な顔の感じにする矯正治療のことをいいます。
ブラケット・ワイヤーを歯につけないことを目標にした矯正治療方法です。
小、中学校の矯正期間において、歯に直接装置をつけることなくすごしてもらいたいと思っています。
日本の歯科医にとっても、大学では習わない矯正方法なので、一般的には知られていないようですが、ドイツなど、ヨーロッパ諸国においてはよく用いられております。
大事なお子様の大人の歯ですから、「ハリガネ(ブラケット)を付けることなく」「取り外し式なので人に知られずに」「日常生活にも不便がない状態」で、歯並びを治したいと考えております。
ビムラー矯正の特徴
取り外し式の矯正装置においては、現在、床矯正(しょうきょうせい)という治療が一般的です。これも優れた方法です。
しかし、少し難しい症例になりますと、患者様は矯正装置を入れることとは別に、お口の筋力の訓練も少しづつすることになります。毎日きっちりできるお子様は良いのですが、どうもお子様によっては、これを続けるのは難しいのではないかと感じました。(させる親も大変そうだったからです。)
ビムラー矯正は同じ取り外し式ですが、床矯正とは作用機序が全く違います。自分で意識してお口の訓練をするのではなく、装置を入れるだけで勝手に噛む力を上げて歯並びを治すのです。昔は、ビムラー矯正の欠点は、治療期間が大変かかることだと言われてきましたが、現在においては、きっちり夜だけ入れてもらうことで、一般的なブラケット矯正の期間とほとんど変わらなくなっております。ピアノの鍵盤のような揃った歯並びをご希望される方には向いていませんが、自然な歯並びと美しい顔を作ることには向いている方法と考えております。
※歯並びの状態、年齢によって、一番最適と思われる矯正治療方法(床矯正(しょうきょうせい)、ブラケット矯正などを含む)をご提案させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。
機能矯正の利点と欠点
機能矯正の利点
- 夜入れるだけの装置
- 小さなお子様でも痛くなく使用できる
- 抜歯を前提としない
- 虫歯になりにくい
- 後戻りが少ない
- 歯とアゴを一緒に治していく
- 上顎と下顎のバランスがきれいになる
- 指しゃぶりなど癖が治ってしまう
- 最悪、もし使わなかったとしても今よりも絶対悪くならない
- ブラケット矯正よりも安価
機能矯正の欠点
- 口にいれておかないと治らない
NeO-Cap.System®の権威より指導を受けています。
日本のNeO-Cap.System®の第一人者でおられる、長野県の光希歯科医院 院長の永井先生と、ビムラー矯正装置の創設者である、故ビムラー博士のご息女、世界的権威のバーバラ・ビムラー博士より直接ご指導をいただいております。
取り外し式の矯正装置の中でも、違和感は少ないと言われています。
お子様のご希望に応じ、色、柄を変えております。
ネオキャップはプラスチック製の矯正装置で、乳臼歯に装着します。
ネオキャップを装着することで噛み合わせを変え、ビムラー装置の働きをより効果的なものにします。
当院における小児矯正の最大の特徴です。