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酸蝕症と虫歯の違いについて

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お子様の健康な笑顔は、どんな宝石よりも輝く財産ですね。私たちふくおか歯科では、その貴重な宝物を守るために、歯科医療の知識を共有しています。今回は、最近注目されている「酸蝕症」という歯の問題について、虫歯との違いも含めてお話ししましょう。

酸蝕症とは何か?

酸蝕症は、お子様の歯に静かに影響を与える症状です。これは、食品や飲料に含まれる酸によって、歯のエナメル質が溶けてしまうことを指します。この症状は、徐々に進行するため、初期段階では気づきにくいのが特徴です。歯が薄くなり、透明感を帯びたり、エッジが尖って見えることがあります。

虫歯との違い

虫歯は、歯垢内の細菌が糖分を分解することで生じる酸によって歯が徐々に溶ける病気です。一方、酸蝕症は、直接食品や飲料に含まれる酸が原因です。つまり、虫歯は細菌が関与するのに対し、酸蝕症は細菌の働きとは無関係に発生します。また、虫歯は痛みや穴が目立つ特徴がありますが、酸蝕症は痛みが少なく、外見上の変化に気づきにくいことが多いです。

予防方法

お子様の酸蝕症予防には、以下のポイントが重要です。

食生活の見直し:酸性の食品や飲料(ソーダ、スポーツドリンク、果物など)の摂取を控えめにしましょう。
適切な歯磨き法:食後すぐに歯を磨くと、軟化したエナメル質が傷つきやすいため、30分程度時間を置いてから優しく磨きましょう。
フッ素の使用:フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、エナメル質を強化しましょう。

まとめ

お子様の口腔健康は、生涯を通じての健康に大きく関わります。酸蝕症と虫歯の違いを理解し、適切な予防策を講じることで、お子様の素敵な笑顔を守りましょう。もし心配事があれば、いつでもふくおか歯科へご相談ください。お子様の輝く笑顔のために、私たちはここにいます。