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虫歯になりにくいおやつの選び方・食べさせ方

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虫歯は、「細菌」「糖質」「歯質」の3つの要素が重なることで発症する病気です。細菌は歯磨きをしっかり行うことで減らすことができ、歯質はフッ素入りの歯磨き粉を使うことで強くできます。今回は3つ目の糖質に関する解説となります。

▼虫歯菌のエサになる糖質について

ひと言で糖質と言っても、いろいろな種類があるのをご存知でしょうか?最も有名なのは砂糖であるスクロースですね。スクロースはミュータンス菌の大好物であり、糖質の中で一番虫歯リスクが高いといえます。それだけに、砂糖の摂取量は親御さまがしっかり管理してあげることが重要です。その他、ご飯やパスタ、パンなどの構成するお米や小麦なども糖質の一種なので、お口の中に残ると虫歯菌のエサとなってその活動が活発化します。

▼虫歯菌のエサにならない糖質がある?

糖質の中には、虫歯菌のエサとならないものもあります。例えば、ガムなどに使われている「キシリトール」はスクロースと同じくらい甘いのですが、虫歯菌はエネルギー源にできません。ですから、キシリトール入りのガムやお菓子ばかりを食べていると、虫歯菌はどんどん弱っていくのです。いわゆる“代用糖”と呼ばれる糖質は、全般的に虫歯菌のエサにならないため、小さなお子さまの虫歯予防にはおすすめです。

▼虫歯になりにくいおやつの食べさせ方

虫歯になりにくいおやつの選び方は上述した通りですが、食べさせ方についても気になりますよね。小さなお子さまがおやつをとること自体は決して悪いことではありません。朝昼晩の食事だけでは十分な栄養やカロリーをとれないことも珍しくないので、適切な量食べさせるようにしましょう。その際、おやつの時間はきちんと決めるようにしてください。

おやつの時間を決めずに、欲しがる度に食べさせていると、摂取カロリーが過剰になるだけでなく、虫歯リスクも大きく上昇します。また、おやつを食べている時間も重要です。しっかり噛むことも大切なのですが、ダラダラと長い時間食べていると、虫歯菌の活動も活発化します。つまり、おやつは食べるタイミングと回数、時間を親御さまがコントロールしなければならないのです。それに加えて、おやつを食べたら必ず歯磨きも行うようにしてください。

▼まとめ

今回は、虫歯になりにくいおやつの選び方と食べさせ方について、ママとこどものはいしゃさんのふくおか歯科が解説しました。上記のポイントをおさえるだけでも、お子さまの虫歯リスクは大きく減少しますよ。そんな子どもの虫歯予防に関心のある方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

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