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永久歯の生え変わりの時期に注意すべき点

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子どもの歯が大人の歯に生え変わる時期には、お口の中でいろいろな変化が生じます。それはお子さまのお口や身体の発育にまで大きな影響を及ぼしかねない変化であることから、十分な注意が必要です。今回はそんな永久歯の生え変わりの時期に注意すべき点について、ふくおか歯科がわかりやすく解説します。

▼生え変わりに遅れはありませんか?

子どもの歯である乳歯は3歳くらいに生えそろい、そこからしばらくは乳歯列期が続きます。この時期はある意味で安定しているといえるでしょう。それから3年程度経過すると、永久歯が1本、また1本と生えてきて、混合歯列期へと移行します。この生え変わりが上手く進まないと、歯並びが噛み合わせ、顎の骨の発育に深刻な悪影響が生じます。そこでまずは6~7歳くらいで永久歯の生え変わりが始まるかどうかに着目しましょう。小学校に上がっても一向に乳歯が抜け落ちない、あるいは永久歯が生えてくる気配がない場合は、何らかの異常があるかもしれません。

乳歯は全部で20本生えてきます。これは乳歯列が完成する3歳くらいできちんと確認しておきましょう。次に永久歯に関しては、親知らずを除くと全部で28本生えてきます。最後の永久歯が生えてくるのが12歳くらいなので、中学生になる頃にはすべてそろっているか確認しておくと良いでしょう。仮に28本あったとしても、その中に抜けずに残存している乳歯が含まれていてはいけません。

▼歯の本数に異常はありませんか?

▼噛み合わせや骨格に異常はありませんか?

歯並びや噛み合わせ、顎の骨格の異常も永久歯の生え変わりの時期にしっかり確認しておく必要があります。混合歯列期は、そうした異常を根本から改善できる最善のタイミングなので、気になる症状があれば一度、小児歯科や矯正歯科の先生に診てもらいましょう。

▼歯磨きはきちんと行えていますか?

永久歯の生え変わりの時期は、歯並び・噛み合わせが安定しないことから、汚れがたまりやすくなっています。この時期にお子さまによるひとり磨きと親御さまによる仕上げ磨きを徹底しないと、あっという間に虫歯になってしまいます。これから一生涯、使い続ける永久歯が生えて間もなく虫歯になってしまうのは、お子さまにとってあまりにも大きな損失といえます。

▼まとめ

今回は、永久歯の生え変わりの時期に注意すべき点について、ふくおか歯科が解説しました。子どもの歯と大人の歯が混在する約6年間は、さまざまなトラブルが起こる期間でもあるため、親御さまがしっかりと見守り、サポートしてあげることが大切です。当院までお越しいただければそのお手伝いができるかと思います。小児期こそ定期検診・メンテナンスが重要となります。