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乳歯が抜ける時期・永久歯が生える時期について

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子どもの口腔内は日々大きく変わっていきますのが、その中でも最大の変化は「乳歯が抜ける」ことと「永久歯が生える」ことではないでしょうか。これらはそれぞれある程度、時期が決まっています。それだけに「うちの子はまだ大人の歯が生えてこない」といった悩みを抱えている親御様も少なくないことでしょう。そこで今回は、乳歯と永久歯の交換時期についてかんたんにご説明します。

▼そもそも乳歯が生えてくるのはいつ?

子どもの歯である乳歯は、生後6~8ヶ月ころから生え始めます。最初の乳歯は「下の前歯」であることが多く、歯ぐきから何か白いものが見えたらそれが合図といえます。親御様によっては骨が見えてしまっていると勘違いしてしまう方もいらっしゃいますが、おそらくそれは最初の乳歯と思われます。

▼乳歯が生えそろう時期

一般的に乳歯は、3歳くらいになると生えそろいます。乳歯は全部で20本生えてくるので、3歳くらいになったら本数も数えてみましょう。ただし、歯の生えてくる時期には個人差があり、3歳になっても乳歯がまだ20本に達していないケースは多々あります。あるいは、20本以上生えてくることもありますが、それはおそらく「過剰歯(かじょうし)」でしょう。本来は生えてくるはずのない歯なので、形もいびつです。今後、永久歯の萌出に悪影響を及ぼすと予想される場合は、抜歯をします。

▼乳歯が抜ける時期

乳歯は5~6歳になると抜け始めます。その後、間もなく大人の歯である永久歯が生えてきます。最初に生えてくるのは「第一大臼歯」と呼ばれるもので、前から6番目の奥歯です。「6歳臼歯」と呼ばれることもあり、生えてくる時期は比較的覚えやすいですね。乳歯はそれから数年かけてすべて抜け落ちます。

▼永久歯が生える時期

永久歯は6歳臼歯を皮切りに、1本また1本と生えてきます。親知らずを除くと永久歯は全部で28本生えてくるのですが、最後に萌出するのは「第二大臼歯」です。前から7番目の歯で「12歳臼歯」と呼ばれることもあります。

▼まとめ

今回は乳歯と永久歯の交換時期に焦点を当てて解説しましたがいかがだったでしょうか。歯の萌出時期や脱落時期は個人差が大きいので、あくまで参考程度にとどめていただけたら幸いです。そんな子どもの歯の大人の歯の違いや注意すべき点などについてさらに詳しく知りたい方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。当院は小児歯科診療の得意な歯医者さんです。